マザコン?

2004年10月27日
        
 
 
 
今日、M子に久しぶりに会った    
「おひさ〜 とっさん!」  
1ヶ月前、疲れた顔で仕事をしていたとは思えないほどの笑顔の女性がそこにいた。  
うちの会社を辞めたあと、すぐに違う会社に勤めている。 
 
 
 
「とっさん、あいかわらず とぼけた顔してるね」
 
 ほっとけ!
 
「あたしが辞めたから さびしいでしょ?」
 
 はいはい
 
「他の人も さびしいって言ってたでしょ?」
 
 そうそう
 
「仕事 はかどってる?」
 
 ぼちぼち
 
「あたしが辞めてから どんなふうになってる? 会社は。」
 
 まあまあ
 
・・・・・・と、ありきたりの会話のあと
 
「Tさん ・・・ 元気かな?」
 
 うん
 
「気にしてなかった? あたしの事。」
 
 うん
 
「ぜんぜん?」
 
 うん・・・
 
「そっかぁ〜 やっぱりね。そういう人だよね あの人は」
 
 そだね
 
「ま、好きになった あたしがバカだったんだよ」
 
 そんなことないよ、好きになるのは悪い事じゃないしバカでもないよ
 
「とっさん・・・」
 
 ん?
 
「とっさんって、女の人に優しすぎる。つーか甘過ぎ!」
 
 へ?
 
「あたしのせいで、Tさんと仲悪くなっても怒らなかったじゃん」
 
 別に、仕方ないことやん
 
「前から思ってたけど、とっさん もしかしてマザコン?」
 
 うっ!
 
「当たってるでしょ」
 
 そうかも・・・
 
「女の人にやさしくするのはいいけど、誤解されちゃうよ。良くも悪くも」

 そだね・・・
 
「でも、マザコンなんて いつからそうなったん?」
 
 ま、まあ そんなことはこっちにおいといて・・・

 
それからM子の勤めている会社のグチを散々聞かされて解放された
 
  
  
  
  
  
  
  
  
 
マザコン・・・
  
  
  
情けないけど自分でも自覚している
「いつから」なのか、それは小学2年の時。
  
  
  
  
  
  

母親が亡くなった日からだ。
  
  
  
 
  
  
  
  
   
☆さくらこさんに秘密あります。
  
  
  
  
  

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